些細なことからケンカとなり、拗ねた日和がどこかへ行ってしまった。 久しぶりに自分1人の時間を満喫できて、美月はまんざらでもない。 ところが夕哉との夕食のさなか、彼の些細な仕草にキュンキュンしている自分に気付いてしまう。 ふと夕哉と指が触れた瞬間に、身悶える身体。いったいなぜ!? 慌てて確認すると“TST”が跡形もなく消えている。まさか日和は本当に……!?